1 FAQ

1.1 プラグインについて

Q インストールすると WordPress サイトにどのような変化が現れますか。

ご利用の WordPress にインストール(有効化と設定を含む)しただけでは、ウェブサイトに現れる変化は特にありません。

Crop Hints プラグインはメディアライブラリにアップロードされた画像を Google Cloud Vision AI によって解析し、画像のクロップヒントをメタデータとして保存します。

この画像ごとのメタデータを活かしてどのようにデザインや実装に役立てるかが肝となりますので、普段から WordPress テンプレートを開発しているデベロッパー向けのプラグインと言えます。

Q プラグインの PHP と WordPress の動作確認はどのバージョンで行いましたか。

最新版 WordPress 5.4.2 および PHP 7.3.14 の環境で確認しています。

その他レガシーな環境でも動作は期待されますが、PHP は少なくともバージョン 5.6.20 以降が必要です。

1.2 Google Cloud Platform の利用

Q なぜ API キーが必要なのですか。

Crop Hints プラグインは、Google Cloud Vision AI のパワーを用いて、メディアライブラリにアップロードされた画像の解析を行います。

Cloud Vision AI を利用するには Google が提供する専用の API にアクセスする必要があり、そのアクセスに API キーが必要となるためです。

Q 請求先アカウントの作成方法がわかりません。

参考となるチュートリアルを用意しました。「2.1 請求先アカウントを作成するには」をご参照ください。

Q API キーの発行方法がわかりません。

参考となるチュートリアルを用意しました。「2.2 Cloud Vision API キーを取得するには」をご参照ください。

1.3 Cloud Vision API の料金

Q 無償で利用できますか。

いいえ。

Google Cloud Vision API の利用はすべて課金対象であり、そのため Google に請求先アカウントの登録も必要となっています。

ただし Cloud Vision API には毎月1,000ユニットの無料利用枠が設定されているため、Crop Hints プラグインによる毎月の利用ユニット数がそれに満たない場合には実質無料で利用が可能です。

  • Cloud Vision API の利用料は Pro エディションの利用に必要なサブスクリプションとは別に発生する料金です。
  • 料金は Pricing ページのほか Google の 公式ドキュメント もご確認ください。

Q ユニットとは何ですか。

Cloud Vision API の利用に際してかかる料金の算出単位です。Crop Hints プラグインでは「1点の画像」解析処理をリクエストすると、「1ユニット」消費します。

Q ユニットはいつ消費されますか。

1. メディアライブラリに新しい画像をアップロードしたとき。

  • アップロード時にクロップヒントの自動抽出を行うかは設定ページで選択可能です。

2. WordPress の画像エディタで画像を編集またはリストアしたとき

  • 画像を編集・リストアすると画像ファイルおよびその内容が変更されるため、画像の再解析が必要となるためです。
  • 画像編集・リストア時にクロップヒントを自動的に再抽出するかは設定ページで選択可能です。

Q 意図しない API の使いすぎが心配です。API の使用に制限はかけられますか。

はい。

Google Cloud コンソール上で「API 使用の上限設定 」が可能です。

また「予算と予算アラートの設定 」により、一定の使用数を超えた際にメールで通知する機能もございますので、必要に応じてご利用ください。

1.4 Pro エディション

Q 通常版と Pro エディションとの機能差はなんですか。

Pricing ページの一覧表でご確認ください。

Q サブスクリプションは自由にキャンセルできますか。

はい。

サブスクリプション契約は Gumroad のあなたのアカウントページで管理できます。キャンセルはいつでも可能ですが、月の途中で解約をしても日割り分の残金は返金されませんのでご注意ください。

Q サブスクリプションで使用している支払い方法を変更したい。

Gumroad のあなたのアカウントページからお手続きしてください。サブスクリプションの契約を終了させることなく、支払い方法のみを変更することが可能です。

1.5 Crop Hints

Q テンプレート内でクロップヒントデータを読み込むたびに API にアクセスしますか。

いいえ。

Cloud Vision API を利用して画像解析したデータは、オートクロップヒントとして WordPress のデータベース内に保存されます。

すでに画像解析され抽出されたオートクロップヒントを読み込む際には、データベース内からロードするため API へのアクセスは不要でかつ高速に読み込むことができます。

1.6 Smart Cropped Images

Q Smart Cropped Images の生成時に API を利用しますか。

いいえ。

Smart Cropped Images の生成は WordPress データベースにストアされたクロップヒントデータしか利用しません。

2 Google Cloud Platform の設定

Crop Hints プラグインの利用には、Google Cloud Platform の「請求先アカウント」の設定と Cloud Vision API の「API キー」の発行が必要です。

API キーにはデフォルトでは利用に制限が設けられていないため、不正利用を防ぐためキーの発行と同時に利用制限を設定されることを強くおすすめいたします。

  • Cloud Vision API には毎月の無料利用枠が存在しますが、API の利用が毎月の無料枠におさまる場合にも、クレジットカード等の請求先アカウントの設定は必要です。
  • Cloud Vision API キーを第三者に不正利用されたことにより Cloud Platform の実費用が発生した等の損害を受けたとしても、当プラグインおよびその制作者は責任を負うことはできません。API キーのお取り扱いは十分にご注意ください。

2.1 請求先アカウントを作成するには

  • 以下のチュートリアルは請求先アカウントを未作成の場合の例です。
  • 画面の表示はログインしている各 Google アカウントのサービス利用状況により異なる場合があります。
  • 請求先アカウント作成方法の詳細は Google 公式のヘルプドキュメント をご参照ください。
  1. 2.1.1 Google Cloud Platform コンソールへアクセスする

    請求先アカウントを設定するため Google Cloud Platform コンソール へアクセスします。

  2. 2.1.2 お支払いへアクセスする

    請求先アカウントを設定するためメニューからを選択してください。

  3. 2.1.3 請求先アカウントの作成を開始する

    をクリックしてアカウントの作成を開始します。

  4. 2.1.4 アカウントの名称を決める

    名前に任意の名称を入力し、ボタンをクリックします。

  5. 2.1.5 お支払いプロファイルを入力する

    入力フォームのアカウントの種類名前と住所お支払い方法の各項目に必要事項を入力してください。入力に誤りがないことを確認してからボタンをクリックすることでプロファイルが作成されます。

  6. 2.1.6 請求先アカウントの作成を完了する

    有効な請求先アカウントが作成されました。これで Google Cloud Platform を利用する事前準備ができました。つづいて「2.2 Cloud Vision API キーを取得するには」セクションへ進んでください。

2.2 Cloud Vision API キーを取得するには

  • 以下のチュートリアルの画面の表示はログインしている各 Google アカウントのサービス利用状況により異なる場合があります。
  • API キー発行方法の詳細は Google 公式のヘルプドキュメント をご参照ください。
  1. 2.2.1 Google Cloud Platform コンソールへアクセスする

    Cloud Vision API のキーを作成・設定するため Google Cloud Platform コンソール へアクセスしてください。ページ上部にあるボタンをクリックします。

  2. 2.2.2 プロジェクトの作成を開始する

    表示されたモーダルウィンドウ内にあるボタンをクリックします。

  3. 2.2.3 プロジェクト名と請求先アカウントを設定する

    プロジェクト名を入力し、請求先アカウントに「2.1 請求先アカウントを作成するには」で作成したアカウントを指定します。入力を終えたらボタンをクリックします。

  4. 2.2.4 プロジェクトページへ移動する

    プロジェクトが作成されると、通知が表示されます。ボタンをクリックするとプロジェクトのホームへ移動します。

  5. 2.2.5 API ライブラリへ移動する

    ナビゲーションメニューから をクリックし API ライブラリへ移動します。

  6. 2.2.6 Cloud Vision API を検索する

    検索窓または一覧からCloud Vision APIを探して選択してください。

  7. 2.2.7 Cloud Vision API を有効化する

    ボタンをクリックし Cloud Vision API を有効化します。

  8. 2.2.8 認証情報に移動する

    Cloud Vision API の設定メニューからへアクセスしてください。

  9. 2.2.9 API キーを作成する

    ボタンをクリックするとドロップダウンメニューが表示されますので、を選択してください。

  10. 2.2.10 API キーを確認する

    すぐに API キーが作成されます。自分の API キーに表示されたランダムな文字列が API キーです。この値を書き留めるなどし、保存してください。

    API キーは作成された直後の状態では利用制限されていません。万一漏洩した場合に他者に利用されてしまうリスクを避けるため、ボタンをクリックして制限設定画面へ移動してください。

  11. 2.2.11 API キーを制限する

    • API キーの制限設定画面よりアプリケーションの制限セクションにある HTTP リファラー(ウェブサイト)オプションを選択します。
    • つづいてウェブサイトの制限セクションでWordPress サイトのホスト名を入力します。複数のホスト名の指定やワイルドカードの使用も可能です。これにより API キーの利用を特定のウェブサイトにのみ許可することが可能です。
    • また必要であればAPI の制限セクションで使用する API を Cloud Vision APIのみに制限することで、より強固な利用制限を設定することが可能です。
  12. 2.2.12 API キーの設定を完了する

    ボタンをクリックすると、作成されたAPI キーの一覧が表示されます。利用制限が設定されていることを必ずご確認ください。